くせ毛や広がりにお悩みの方にとって、縮毛矯正は理想のさらさらヘアを手に入れるための頼もしい味方です。しかし、縮毛矯正は美容室のメニューの中でも比較的高価なため「できるだけ安く済ませたい」と考えるのは自然なことですよね。
最近では、技術の進歩やサロンの工夫により、リーズナブルな価格で提供しているお店も増えています。しかし、安さだけで選んでしまうと「髪が傷んでしまった」「すぐにとれてしまった」というトラブルが起きる可能性も否定できません。
そこで今回は、縮毛矯正を安く、かつ満足のいく仕上がりで受けるための賢い選び方を詳しくご紹介します。お財布に優しく、なおかつ美髪を守るためのポイントをしっかり押さえて、賢くお得に綺麗を手に入れましょう。
縮毛矯正を安い価格で受けるための賢いサロン選び

縮毛矯正の料金相場は一般的に15,000円から25,000円ほどですが、探し方次第では1万円以下で受けられることもあります。まずは、なぜ安く提供できるのかという仕組みを知り、自分に合ったお得なサロンを見つけるコツを学びましょう。
新規オープンやリニューアル直後のキャンペーンを狙う
新しくオープンしたばかりの美容室や、リニューアルした店舗は、まずお店の存在を知ってもらうために「オープン記念価格」を設定することがよくあります。縮毛矯正のような高単価メニューは、集客の目玉として大幅に割引されるケースが多いのです。
こうしたキャンペーンは、期間限定ではありますが、通常なら数万円する高い技術を格安で体験できる絶好のチャンスです。内装が新しく綺麗な空間で、最新の薬剤や機材を導入していることも多いため、お得感だけでなく満足度も非常に高くなります。
ただし、オープン直後はスタッフの連携が不慣れな場合もあるため、時間に余裕を持って予約することをおすすめします。SNSや地域情報サイト、予約アプリなどで「NEW OPEN」の条件を絞って検索してみると、掘り出し物のプランが見つかるはずです。
カットやカラーとのセットメニューでお得に予約する
単品で縮毛矯正を申し込むよりも、カットやトリートメント、カラーとセットになったクーポンを利用したほうが、結果的に1メニューあたりの単価が安くなることがあります。美容室側としても、一度に複数のメニューを施術してもらうほうが効率が良いためです。
特に、縮毛矯正と同時にトリートメントを行うセットプランは、髪のダメージを抑えながら美しく仕上げるために推奨されることが多い組み合わせです。トリートメントを別で追加するよりも、最初からセットになっているプランを選ぶことで、トータルコストを抑えることができます。
また、カラーと縮毛矯正を同時に行いたい場合は、髪への負担を考慮して特別な薬剤を使用するセットプランが用意されていることもあります。バラバラに予約する手間も省けますし、一度にすべてのケアを終わらせられるタイパ(タイムパフォーマンス)の良さも魅力です。
平日の昼間限定クーポンや時間帯割引を活用する
土日祝日は美容室が最も混み合う時間帯ですが、平日の昼間などは予約が空きやすい傾向にあります。この「空き時間」を埋めるために、多くのサロンが平日限定の割引クーポンを発行しています。仕事が休みの日や平日に動ける方は、この時間を狙わない手はありません。
平日の限定価格は、通常料金から数千円引きになることも珍しくありません。また、店内が比較的空いているため、スタッフの方にじっくりカウンセリングをしてもらえたり、ゆったりとした時間を過ごせたりするというメリットもあります。
中には「14時までの来店限定」といったタイムセール形式の割引を用意しているサロンもあります。予約サイトのクーポン欄をよく確認し、自分が利用できる時間帯に特化した割引がないかチェックしてみましょう。少しのスケジュール調整で、数千円の節約につながります。
アシスタントやジュニアスタイリストのモデルになる
「カットモデル」と同じように、縮毛矯正でも「モデル」を募集していることがあります。これは、デビュー間近のアシスタントやジュニアスタイリストが、技術向上のために施術を行うものです。材料費のみ、あるいは無料で受けられる場合もあります。
「練習台になるのは不安」と感じるかもしれませんが、基本的にはベテランのトップスタイリストが仕上がりをチェックしたり、要所で指導に入ったりするため、極端に失敗するリスクは低いと言えます。時間は通常より長くかかることが多いですが、価格重視の方には最適です。
モデル募集は、美容室の公式SNSやモデルマッチング専用のアプリ、あるいは店頭の掲示板などで探すことができます。自分の髪質がその時の練習テーマ(強いくせ毛など)に合致していれば、驚くほど安い価格で本格的な施術を受けることが可能です。
価格が安い縮毛矯正にはどんな理由がある?

安さには必ず理由があります。それが納得できる「経営努力」によるものなのか、それとも質を落とした「コストカット」によるものなのかを見極めることが重要です。安心して施術を受けるために、低価格の背景にある一般的な事情を理解しておきましょう。
広告費を抑えてSNS集客に特化している
大手の予約サイトに掲載するためには、毎月高額な掲載料がかかります。この広告費をカットして、InstagramやTikTokなどのSNS、あるいは自社サイトのみで集客を行っている美容室は、その分メニュー価格を安く設定できる仕組みになっています。
SNS集客メインのサロンは、特定の技術に特化した「特化型美容師」が在籍していることも多く、安くても技術力が非常に高いケースが多々あります。広告費にお金をかけず、技術と口コミで勝負しているため、コストパフォーマンスが高い優良店を見つけやすいのが特徴です。
予約サイトには載っていないけれど、SNSで人気のサロンは、賢く安く綺麗になりたい方にとっての穴場と言えます。ハッシュタグなどで地元の美容師さんを探してみると、広告費が価格に転嫁されていない、本当の意味でリーズナブルなサロンに出会えるでしょう。
薬剤を一括大量仕入れして原価を抑えている
全国展開している大型チェーン店や、グループ店舗数が多い美容室の場合、一度に大量の薬剤を仕入れることができます。いわゆる「ボリュームディスカウント」が効くため、個人経営のサロンよりも1回あたりの薬剤コストを大幅に下げることが可能です。
この場合、薬剤の質が低いわけではなく、あくまで「仕入れの工夫」によって安さを実現しています。大手ならではの安定した品質の薬剤を、スケールメリットを活かして低価格で提供している形です。これは利用者にとって非常にメリットのある安さの理由と言えます。
また、自社で薬剤を開発しているメーカー直営のサロンなども、中間マージンが発生しないため、高品質な施術を安く提供できる傾向にあります。「なぜこんなに安いの?」と疑問に思ったら、そのお店の規模や背景を確認してみるのも一つの判断材料になります。
施術工程を効率化し回転率を上げている
一人のお客さまに対して一人のスタイリストが最初から最後まで担当するのではなく、シャンプー、薬剤塗布、アイロンといった工程を複数のスタッフで分担する「分業制」を採用しているサロンも、価格を安く設定しやすい傾向にあります。
流れ作業のように感じてしまうかもしれませんが、それぞれのスタッフが自分の得意な工程をスピーディーに行うため、滞在時間が短くなるというメリットもあります。多くの人を効率よく施術することで、1件あたりの利益を抑えてもサロン経営が成り立つ仕組みです。
ただし、スタッフ間で情報の共有が漏れると、薬剤の放置時間が長すぎるといったミスが起きる可能性もゼロではありません。効率化されているサロンでは、テキパキとした動きが期待できますが、丁寧なカウンセリングや静かな空間を求める方は、事前に口コミを確認しておきましょう。
縮毛矯正の価格を左右する主な要因
・使用する薬剤の種類(酸性ストレートなどは高価になりやすい)
・施術にかかる時間(工程が多いほど高くなる)
・スタイリストの指名料やランク
・店舗の立地(都心の一等地は家賃が価格に乗る傾向がある)
安い縮毛矯正でも失敗を避けるための注意点

価格だけで決めてしまった結果、髪がチリチリになる「ビビリ毛」になったり、根元が折れてしまったりしては元も子もありません。安さを追求しながらも、最低限のクオリティを確保するためにチェックすべき項目を整理しておきましょう。
口コミの「低評価」の内容を詳しくチェックする
予約サイトの口コミを見る際は、総合評価の星の数だけでなく、あえて「低い評価」の内容を確認することが大切です。単に「待ち時間が長かった」という内容であれば、時間に余裕を持てば解決しますが、「髪が傷んだ」「仕上がりにムラがある」という内容は要注意です。
特に縮毛矯正は、美容師の技術力の差が如実に出る施術です。「アイロンの熱が熱すぎた」「薬剤を流すのが早すぎてくせが伸びなかった」といった技術的なクレームが多いサロンは、たとえ安くても避けるのが賢明と言えるでしょう。
逆に、低評価があったとしても、それに対してお店側が誠実に返信し、改善の姿勢を見せている場合は信頼できるケースもあります。良い口コミだけでなく、リアルな失敗例が自分にとって許容範囲内かどうかを冷静に判断する材料にしてください。
自分の髪の履歴を正直に正しく伝える
縮毛矯正の失敗で最も多いのが、過去の施術履歴とのミスマッチです。特に、セルフカラーやブリーチ、パーマの履歴がある髪は非常にデリケートです。これを知らずに強い薬剤を使用すると、髪が耐えきれず大きなダメージを受けてしまいます。
「数ヶ月前に自宅で染めたけれど、今は色が抜けているから大丈夫だろう」と黙っているのは危険です。髪の内部には必ずダメージが残っています。カウンセリングの際は、いつ頃どんな施術をしたかを、覚えている範囲ですべて包み隠さず伝えましょう。
信頼できる美容師であれば、その履歴を聞いた上で薬剤の強さを細かく調整してくれます。もし「この髪の状態だと縮毛矯正は難しい」と断られた場合は、それは髪のことを第一に考えたプロの判断です。無理に安価な店で施術を強行せず、別の提案(トリートメントなど)を検討しましょう。
ロング料金や指名料などの「追加料金」を確認する
予約時のクーポン価格が安くても、実際にお会計をするときになって「ロング料金」や「指名料」が加算され、結局高くなってしまったというケースは珍しくありません。事前に総額でいくらになるのかを確認しておくことが、後悔しないためのポイントです。
肩下の長さから1,100円、胸下から2,200円といった形で設定されていることが多いロング料金は、髪の長さがある人ほど注意が必要です。また、シャンプー代やブロー代が別料金になっていないか、予約サイトの注意書きを隅々まで読み込んでおきましょう。
不安な場合は、予約時の備考欄に「ロング料金を含めた総額を教えてほしい」と書いておくか、当日カウンセリングが始まる前に「今日はクーポン価格のままで受けられますか?」と確認するとスムーズです。予算内で納得して施術を受けるための自衛手段です。
安いメニューを見つけたときは、必ず「シャンプー・ブロー込」の表記があるか確認しましょう。別料金だとプラス2,000円ほどかかることもあります。
リーズナブルな縮毛矯正を長持ちさせるアフターケア

安く受けられた縮毛矯正だからこそ、その効果を一日でも長く維持して、次回の施術までの期間を空けることがトータルの節約につながります。施術後のちょっとした習慣で、さらさらな状態をキープするコツをご紹介します。
当日のシャンプーと耳かけは控える
縮毛矯正の薬剤が髪に定着し、形が完全に固定されるまでには約24時間かかると言われています。そのため、施術した当日はシャンプーを控え、お湯で流す程度にとどめるのが理想的です。せっかく真っ直ぐにした髪が、不安定な状態で洗われると形が崩れる原因になります。
同様に、髪を耳にかけたり、ヘアゴムで強く結んだりするのも当日は避けてください。髪に「折れ目」や「結び跡」がついてしまい、そのまま固定されてしまう恐れがあるからです。髪を留めたいときは、跡がつきにくいタイプのクリップなどを軽く使う程度にしましょう。
翌日以降は普通に過ごして問題ありませんが、髪が完全に安定するまでの最初の1日は、とにかく「何もしない」のが最大のケアになります。このひと手間を惜しまないことが、仕上がりの持ちを格段に良くしてくれます。
ドライヤーで根元からしっかり乾かす
縮毛矯正後の髪にとって、濡れたまま放置することは最大の敵です。髪が濡れているときはキューティクルが開いており、非常にダメージを受けやすく、形も変わりやすい状態です。自然乾燥をせず、お風呂上がりはすぐにドライヤーで乾かしましょう。
乾かす際は、根元から毛先に向かって風を当てるのが基本です。上から下へ、髪の面に沿って風を送ることでキューティクルが整い、縮毛矯正特有のツヤ感が強調されます。このとき、軽く手ぐしを通しながら乾かすと、より真っ直ぐな状態をキープしやすくなります。
半乾きの状態で寝てしまうと、枕との摩擦で髪が傷んだり、変な寝癖がついたまま固定されたりしてしまいます。疲れている夜でも、しっかりと最後まで乾かし切る習慣をつけることが、縮毛矯正の美しさを維持するための鉄則です。
保湿力の高いアミノ酸系シャンプーを選ぶ
縮毛矯正をした髪は、見た目はツヤツヤでも内部は乾燥しやすい状態になっています。洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、髪に必要な水分や脂質まで奪ってしまい、パサつきの原因になります。優しく洗い上げる「アミノ酸系」のシャンプーを選びましょう。
アミノ酸系シャンプーは、髪の構成成分に近い洗浄成分を使用しているため、ダメージを補修しながらしっとりと洗い上げてくれます。少し価格は張るかもしれませんが、市販の安価なシャンプーを使い続けて矯正が早く取れてしまうよりも、結果的にコスパが良くなります。
また、週に1〜2回のヘアマスクやトリートメントを併用することで、髪の柔軟性を保ち、矯正による硬さを防ぐことができます。ホームケアを充実させることで、美容院へ行く頻度を減らし、年間を通じた美髪コストを賢く抑えることができるのです。
自分に合った「安い」の種類を見極める比較表

一言に「安い縮毛矯正」と言っても、お店によってその特徴はさまざまです。自分が何を優先したいのか(価格なのか、時間なのか、安心感なのか)によって、選ぶべきお店のタイプが変わります。以下の表を参考に、自分にぴったりのスタイルを見つけてください。
| タイプ | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 大型チェーン店 | 安定した薬剤品質、予約が取りやすい | 担当が何度も代わることがある | 安心感と利便性を重視する方 |
| SNS・特化型個人店 | 技術力が非常に高い、広告費がない分安い | 予約が埋まりやすく争奪戦になる | とにかく仕上がりの美しさを追求したい方 |
| アシスタントモデル | 圧倒的な低価格、ほぼ材料費のみ | 時間がかかる、技術が未熟な場合もある | 時間はたっぷりあるので安さを極めたい方 |
| 平日/時間限定プラン | 通常メニューを数千円安く受けられる | スケジュールの調整が必要 | 平日に休みが取れる、混雑を避けたい方 |
どのタイプを選んでもこれだけは妥協しないで!
どのタイプのお店を選ぶにしても、「丁寧な事前のカウンセリング」をしてくれるかどうかは絶対に譲れないポイントです。座ってすぐに薬剤を塗られそうになったら、少し勇気を出して自分の髪の悩みや履歴を伝えるようにしてください。
良い美容師さんは、安いプランであっても「お客様の髪を壊さないこと」を最優先に考えます。薬剤の強さを細かく変えたり、塗る範囲を調整したりする配慮があるかどうかを、施術中の様子からチェックしてみましょう。自分に合う「安くて上手な美容師さん」に出会えれば、それが最高の節約になります。
縮毛矯正を安い価格で叶えて理想の美髪を手に入れるまとめ
縮毛矯正を安い価格で受けるためには、単に料金表の数字だけを見るのではなく、その安さが実現されている理由を知ることが大切です。新規オープン、平日割引、モデル募集、あるいは広告費の削減など、納得できる理由のあるサロンを選ぶことで、失敗のリスクを最小限に抑えながら賢く綺麗になれます。
また、安く済ませられたからこそ、その後のホームケアには少しだけ手間と愛情をかけましょう。当日の過ごし方やシャンプー選びに気をつけるだけで、美しい仕上がりは驚くほど長持ちします。次回の施術までの期間を上手に伸ばすことも、立派な美髪習慣の一つです。
無理をして高額なサロンに通い続ける必要はありません。今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合ったリーズナブルな通い方を見つけて、ストレスフリーなさらさらヘアを楽しみましょう。あなたにとって最適なサロン選びの参考になれば幸いです。



