縮毛矯正でぺったんこになったメンズの直し方!不自然な仕上がりを解決する秘訣

縮毛矯正でぺったんこになったメンズの直し方!不自然な仕上がりを解決する秘訣
縮毛矯正でぺったんこになったメンズの直し方!不自然な仕上がりを解決する秘訣
メンズヘアと男の身だしなみ

「くせ毛を伸ばしたくて縮毛矯正をかけたけれど、想像以上に髪がぺったんこになってしまった……」と悩んでいる男性は少なくありません。特にメンズのショートヘアの場合、根元のボリュームが失われると顔の印象まで変わってしまい、不自然な「カッパ」のような状態に落ち込んでしまうこともあります。

しかし、縮毛矯正でぺったんこになった状態は、日々のドライヤーの方法やスタイリング剤の選び方、そして少しのテクニックで十分にリカバーが可能です。この記事では、縮毛矯正によるぺったんこ髪の直し方をメンズ向けに分かりやすく解説します。自然なボリューム感を取り戻し、自分らしい理想のスタイルを手に入れましょう。

縮毛矯正でぺったんこになる原因と直し方の基礎知識

まずは、なぜ縮毛矯正をかけると髪がぺったんこになってしまうのか、その理由を正しく理解しましょう。原因が分かれば、対処法も見えてきます。メンズの髪は女性に比べて短いため、薬剤の影響がダイレクトに根元に現れやすいという特徴があります。

なぜ縮毛矯正で髪がぺったんこになってしまうのか

縮毛矯正で髪がぺったんこになる最大の原因は、薬剤が根元ギリギリにつきすぎていることや、アイロン工程で根元を強く潰してしまったことにあります。通常、美容室では頭皮から1センチほど離して薬剤を塗布しますが、ここが近すぎると髪が本来持っている「立ち上がり」が失われてしまいます。

また、薬剤のパワーが強すぎて髪の内部構造が過剰に柔らかくなる「過軟化(かなんか)」という状態になると、髪のコシが失われ、重力に従ってストンと落ちてしまいます。特にメンズに多い短髪スタイルでは、髪の重さで持ち上げることができないため、余計に平面的に見えてしまうのです。

ぺったんこが自然に解消されるまでの期間の目安

一度しっかりかかってしまった縮毛矯正を、薬剤を使って完全に元に戻すのは髪へのダメージが大きすぎるためおすすめできません。しかし、絶望する必要はありません。人間の髪は1ヶ月に約1センチから1.5センチほど伸びるため、2週間から1ヶ月もすれば根元の地毛が立ち上がり、自然とボリュームが復活してきます。

「失敗した!」と感じた直後が最もぺったんこに感じますが、時間とともに新しい髪が土台となってくれるので、不自然な質感は徐々に和らいでいきます。それまでの期間をどう凌ぐかが、今回お伝えする「直し方」のポイントとなります。

直し方の基本は根元の立ち上げにあり

縮毛矯正後のスタイリングにおいて、最も意識すべきは「中間から毛先のストレート感」ではなく、「根元の角度」です。毛先がどれだけ真っ直ぐでも、根元さえふんわりと立ち上がっていれば、メンズヘア特有の立体感を作ることができます。

そのためには、寝てしまった根元の髪を物理的に起こす作業が必要になります。縮毛矯正の膜が張った状態の髪を、熱やスタイリング剤を使って「上向き」にクセづけていくことが、ぺったんこを解消する最短ルートと言えるでしょう。

縮毛矯正は一度かけると半永久的に真っ直ぐになりますが、新しく伸びてくる根元の髪には影響しません。そのため、時間の経過とともに必ずボリューム感は戻ってきますので、焦らずケアを続けましょう。

ドライヤーだけでできる!ぺったんこを直す乾かし方のテクニック

毎日のドライヤーは、ぺったんこ髪を直すための最も強力な武器になります。ただ漫然と乾かすのではなく、根元の向きを強制的に変えるイメージを持つことが大切です。縮毛矯正で固まった髪の「流れ」を、熱の力で再構築していきましょう。

根元をこすりながら左右から風を当てる

乾かす時の最大のコツは、指の腹を使って頭皮を優しくこするように動かしながら風を当てることです。縮毛矯正でペタッと張り付いた根元を、指で左右に振りながら乾かすことで、髪が特定の方向に寝るのを防ぐことができます。

右側の髪を乾かす時は左方向へ、左側の髪を乾かす時は右方向へと、あえて本来の流れとは逆方向に髪を引っ張りながら温風を当ててください。こうすることで、髪が立ち上がるための「遊び」が生まれ、乾き上がった時に自然なふんわり感が出てきます。

頭を下げて逆毛を立てるように乾かす

特にトップ(頭頂部)のぺったんこが気になる場合は、思い切って頭を前に下げ、髪が床を向くような状態で後ろから前へと風を送ってみてください。重力に逆らう形で根元を乾かすことができるため、普通に立って乾かすよりも確実にボリュームが出やすくなります。

この方法は、短髪のメンズには特に効果的です。全体が8割ほど乾くまでこの姿勢で乾かし、最後に頭を起こして形を整えると、驚くほどトップがふんわりと仕上がります。顔周りは広がりすぎないよう、最後に上から押さえるように冷風を当てれば完璧です。

温風の後の冷風でボリュームを固定する

髪の毛には「熱が冷める時に形が固定される」という性質があります。温風で根元を立ち上げたら、すぐに手を離さず、その状態をキープしたまま冷風に切り替えて数秒間キープしてください。このひと手間を加えるだけで、作ったボリュームの持ちが格段に良くなります。

多くの男性が温風だけで終わらせてしまいがちですが、冷風を使わないとせっかく立ち上げた髪が自重ですぐに倒れてしまいます。仕上げに冷風を全体に当てることで、キューティクルが引き締まり、縮毛矯正特有のツヤもさらに強調されるというメリットもあります。

ドライヤーの風は「根元」に当てることを意識しましょう。毛先ばかりに風を当てると乾燥(パサつき)の原因になりますし、肝心のボリュームアップには繋がりません。

アイロンとスタイリング剤を駆使したボリュームアップ術

ドライヤーで土台を作ったら、次はストレートアイロンとスタイリング剤を使って、より意図的な動きを加えていきます。縮毛矯正がかかった髪は非常に真っ直ぐなので、あえて「曲げる」作業をプラスすることで、不自然さを打ち消すことが可能です。

ストレートアイロンで根元にCの字を作る

縮毛矯正で真っ直ぐすぎる髪には、ストレートアイロンを使って根元に緩やかなカーブをつけましょう。アイロンの温度は120度から140度程度の低めに設定し、根元付近を挟んだら、手首を回転させて「C」の字を描くように抜いていきます。

この時、毛先まで強く丸める必要はありません。あくまで根元から数センチの部分に「丸み」を持たせることが目的です。こうすることで、平面的だったシルエットに奥行きが生まれ、縮毛矯正特有のシャキーンとした質感が和らぎ、柔らかなメンズヘアへと変化します。

ぺったんこを防ぐスタイリング剤の選び方

縮毛矯正後のスタイリング剤選びは非常に重要です。選ぶべきは「油分が少なく、軽い質感のもの」です。具体的には、ドライワックスやクレイ系のワックス、あるいはパウダー状のスタイリング剤が適しています。これらは水分や油分による重みが出にくいため、作ったボリュームを長時間維持してくれます。

逆に、ツヤ出しを重視したグリースや重めのジェルは、縮毛矯正の髪に使うと重さでペタッと寝てしまうため、ぺったんこを直したい時には不向きです。どうしてもツヤが欲しい場合は、仕上げに軽めのスプレーを少量吹きかける程度に留めておくのが賢明です。

重すぎるオイルやバームの使用は避ける

最近流行しているヘアオイルやバームですが、縮毛矯正でぺったんこになっているメンズが使う際には注意が必要です。これらの製品は髪を「しっとり」させる効果が高いため、ボリュームを出したい根元付近についてしまうと、せっかくの努力が台無しになります。

もし使用する場合は、毛先のパサつきが気になる部分だけに、ごく少量をつけるようにしましょう。手に残ったわずかなオイルを表面にサッとなでつけるだけで十分です。基本的には、「引き算のスタイリング」を意識して、髪に余計な重さを与えないことが、ぺったんこ直しを成功させるコツとなります。

メンズにおすすめのスタイリング手順

1. ドライヤーで根元をしっかり立ち上げる。

2. ストレートアイロンでトップと前髪の根元を軽く曲げる。

3. ドライワックスを指先に少量取り、根元に揉み込むようにつける。

4. 最後にキープスプレーを遠くから振り、形を固定する。

次回失敗しないために!美容室でのオーダーと対策法

今のぺったんこ状態を直しつつ、次回の縮毛矯正で同じ失敗を繰り返さないための対策も考えておきましょう。美容室での伝え方ひとつで、仕上がりの自然さは劇的に変わります。メンズヘアに特化したオーダーのコツを押さえておきましょう。

根元を1cm空けてと伝えることの重要性

最も確実な対策は、カウンセリング時に「根元を1センチ程度あけて薬剤を塗ってほしい」とはっきり伝えることです。根元の地毛部分を残すことで、髪本来の立ち上がりが維持され、ぺったんこになるリスクを大幅に減らすことができます。

「くせを完璧に伸ばしたい」という気持ちが強いと、つい根元ギリギリまで攻めたくなりますが、メンズの短い髪ではそれが不自然さの原因になります。多少のくせが根元に残っていても、その方がセットしやすく、他人から見ても自然な仕上がりになることが多いのです。

自然な質感を残す弱酸性縮毛矯正の選択

最近では、従来のアルカリ性薬剤ではなく、髪と同じ「弱酸性」の薬剤を使用した縮毛矯正を導入しているサロンが増えています。弱酸性縮毛矯正は、髪のタンパク質を過剰に壊さないため、仕上がりが非常に柔らかく、ハリ・コシが残りやすいのが特徴です。

縮毛矯正特有の「針金のような質感」になりにくいため、ぺったんこに悩むメンズには最適のメニューと言えるでしょう。料金は少し高めに設定されていることが多いですが、毎日のセットのしやすさや、数ヶ月後の馴染みの良さを考えれば、選ぶ価値は十分にあります。

部分縮毛矯正で必要な箇所だけを伸ばす

頭全体に縮毛矯正をかけるのではなく、気になる箇所だけを狙い撃ちする「部分縮毛矯正(ポイント矯正)」も有効な選択肢です。例えば、前髪と顔周りのうねりだけを抑え、トップやバックは地毛のボリュームを活かしてカットで整えるという手法です。

この方法なら、トップがぺったんこになる心配は一切ありませんし、施術時間も短縮できます。全体を真っ直ぐにするよりも、地毛との境目が自然に馴染むため、「いかにも縮毛矯正をかけました」という雰囲気を出したくない男性に非常に人気のあるオーダー方法です。

美容師さんにオーダーする際は、なりたいスタイルの写真を見せるだけでなく、「以前ぺったんこになって困った」という具体的な失敗体験を共有すると、薬剤の選定を慎重に行ってくれます。

自宅で習慣にしたい!ふんわり髪を保つためのヘアケア

縮毛矯正をした髪は、見た目はツヤツヤでも内部はダメージを受けて繊細な状態になっています。自宅でのケアを工夫することで、髪にハリを与え、ぺったんこになりにくい状態をキープできるようになります。日々の積み重ねが、スタイリングのしやすさを左右します。

ハリ・コシを出すシャンプー選びのポイント

縮毛矯正用のシャンプーと言えば「しっとり系」を選びがちですが、ぺったんこが気になるメンズは「ハリ・コシ成分」が配合されたシャンプーを選んでみてください。ケラチンやヘマチンといった成分が含まれているものは、髪の芯を補強し、根元から立ち上がる力をサポートしてくれます。

逆に、シリコンが多く配合された重いシャンプーは、髪をコーティングして重くし、ボリュームを損なう原因になることがあります。洗浄力が優しく、かつ洗い上がりが軽やかなノンシリコンタイプや、アミノ酸系の「ふんわり仕上がる」タイプを試してみるのがおすすめです。

育毛トニックやボリュームパウダーの活用

意外と知られていないのが、育毛トニックやスカルプエッセンスの活用です。これらには頭皮環境を整えるだけでなく、塗布してマッサージすることで根元の毛穴を引き締め、髪を立たせやすくする効果が期待できる製品もあります。

また、朝のスタイリング時には「ボリュームアップパウダー(ポンポンパウダー)」などの便利アイテムも活用しましょう。根元に少量の粉を馴染ませるだけで、髪同士が適度な摩擦を起こし、ワックスを使わずにふんわり感を出すことができます。ベタつきがないため、時間が経ってもぺったんこになりにくいのが最大のメリットです。

寝癖を逆手に取った朝のメンテナンス

縮毛矯正をかけると寝癖がつきにくくなりますが、もし朝起きて根元が潰れていたら、必ず一度「根元だけ」を濡らしてリセットしてください。毛先は乾いていても、根元が潰れたままではどんなスタイリング剤を使ってもボリュームは出ません。

霧吹きなどで根元をしっかり湿らせたら、先ほど解説したドライヤーのテクニック(左右からこすりながら乾かす)を実践します。夜のシャンプー後だけでなく、朝のこの3分間のメンテナンスが、一日中ぺったんこにならないヘアスタイルを作る鍵となります。面倒に感じても、この工程を飛ばさないことが成功への近道です。

縮毛矯正後の髪は乾燥しやすいため、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は必須です。ただし、ミストタイプなどの軽いものを選び、根元にはつかないように注意しましょう。

縮毛矯正でぺったんこになった時の直し方まとめ

まとめ
まとめ

縮毛矯正で髪がぺったんこになってしまうのは、メンズにとって非常にショックな出来事ですが、決して「治らない失敗」ではありません。日々のドライヤーやアイロンワーク、そして適切なスタイリング剤選びによって、自然なボリューム感は必ず取り戻すことができます。

最後にもう一度、大切なポイントを振り返りましょう。

ぺったんこを解消するための要点

・ドライヤーは指で根元を左右にこすり、下を向いて逆方向に乾かす。

・温風で形を作った後、冷風を当ててボリュームをしっかり固定する。

・スタイリング剤は油分の少ないドライワックスやパウダータイプを選ぶ。

・ストレートアイロンで根元に軽く「Cの字」の丸みをつける。

・次回の美容室では「根元1cm空け」や「ポイント矯正」を相談する。

髪が伸びてくれば、不自然な真っ直ぐさは徐々に解消されていきます。それまでの間は、今回ご紹介したテクニックを駆使して、縮毛矯正のメリットである「清潔感」と「扱いやすさ」を最大限に活かしたカッコいいスタイルを楽しんでください。少しの工夫で、鏡を見るのがきっと楽しくなるはずです。

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